疲れたときは早く寝る

疲れているときにはただ早く寝るだけで
心身の状態が大きく変わってきます

最近忙しかったりして
疲れがたまっているなと感じたら
夕飯は食べなくて大丈夫です
すべてのことを差し置いて
21時ぐらいには寝てしまいましょう

それを3日ほど続けるだけでも
身体の疲れがかなりとれてきます

また身体の疲れだけではなく
心の悩みや疲れも
睡眠をよくとることで
気持ちがスッキリしたり
解決に向かう力が出てきたりします

睡眠は自分の奥深くにある泉から
新鮮なエネルギーが湧き出ている時間なのです
心や身体が疲れてきたら
たっぷり睡眠をとってください

ほんとうに疲れがたまっているときには
家族や周りの人に
迷惑をかけるなどと心配しないで
しっかり休んでくださいね
自分が元気になることを最優先してください

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何かしようと思うのだけれども
何をどうしていいのか分からないとき
何をやってもうまくいかないとき
自分の気持ちがよく分からないときなど
どうしていますか

そういったときは
身体を動かしてスッキリすることが
助けになるかもしれませんし
のんびり休むことが必要な時期なのかもしれません

気持ちや心は目に見えないですし
今どのような状態なのか
これからどのように動いていくのかが
自分のことなのによく分からないですから
とても難しいですよね

そんな目に見えない心ですが
ある程度目に見えるような状態に
分かりやすく現れているものが
自分の周りにある物かもしれません

家や仕事場、カバンの中や引き出しなど
いらないものがたくさんあったり
ごちゃごちゃしていませんか
物が先なのか気持ちが先なのかは分かりませんが
つながりがあることは間違いなさそうです

そんなごちゃごちゃは
自分では気にしていないようでも
深い部分では知らず知らず影響を受けています

そうはいっても片づけるの面倒くさいな
大変だなと思うかもしれません
ですが物ははっきり目に見えるものですから
目に見えない心と苦しんで格闘しているよりも
目に見える物を片づける方がうんと楽なのです

どんな小さなものでも
不要なものや片付いていないものを
ひとつひとつ動かすたびに
自分の心の奥も一緒に動いています

片づけ終わった後の
何だかスッキリしたなという気持ちは
表面の部分ではない
奥深くから来る感覚ですから
たとえすぐに変化を感じなくとも
少し経った頃にいつの間にか変化した自分に
気づくかもしれませんね

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自分の性質を大切にする

春も近いのかなと感じられるような
少し暖かい日が続きますね

今は季節と季節の合間のような土用の時期ですが
それぞれの季節には
その季節の特性を作っているような見えない力が
自然の中で働いています

人も自然の一部ですから
そういった季節ごとの力に影響を受け
心身ともに変化したりしています

その季節ごとに働く力ですが
もともとは身体にも存在している力で
季節に呼応するような感じで一緒に変動したり
自分の過ごし方や感情などで変動したりしながら
バランスをとろうとしています

そしてその季節のような力は
人によってどの力を強く持っているのかが
生まれつき異なっています

春のような力が強い人
秋のような力が強い人など
力のバランスが人それぞれ違っていて
それが体質と呼ばれるものになっています

また東洋医学は心と身体を分けて考えませんから
どの力が強くその人に働いているかは
体質だけではなく心にも当てはまります
身体と心の両方の特性を作る力になっているのですね

たとえば春のような力がもともと強い人は
木々が芽吹くような春の力を
身体と心に持っていることになります

自分のもともとの性質を知ることは大切です
自分の性質をよく考えずに過ごしてしまうと
周りにいる他の性質の人と比べたりして
本来の自分とずいぶんずれたことを
してしまうかもしれません

そうなると苦しさを感じたり
心や身体に不調が出てきたりしてしまいます

自分の性質を大切にして
それに合わせて過ごすことができるようになると
余分な力を使うこともなくなり
心も身体も楽になってきます

自分の性質のよさをどうぞ
ぞんぶんに生かしてくださいね

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