病や不調が人生の中で
小さなまたは大きな
節目となることがあるようです
特に大きな病を経験された方は
振り返ってみるとそうだ
と思われる方多いかもしれません
というのも体やこころの不調というのは
何か自分の生活や生き方を
変えなくてはいけないという
体やこころからの要請でもあるからなのですね
たとえ小さな症状や不調でも
それは当てはまるように思います
何か不調が出てきたら
ほんとうは少し立ち止まって
自分を振り返ってみる必要があるのです
ですが今はなかなか忙しくて
早く治して早く日常に戻りたいですから
じっくり立ち止まることも難しいですね
あれが原因かな?
と少し考えるぐらいかもしれません
ですが小さなものだったとしても
あまりに見ないふりをして放っておくと
後々大きな要請となって自分に迫ってきます
そうすると有無を言わさず自分の生き方を
全面的に見直さなくてはいけない状況に
なってしまいます
立ち止まって自分を振り返ることは
辛い作業でもありますが
悪いことをしたから病気になった
と考えるのではなく
自分は無理をしていないか
自分の意に沿わない生き方をしていないか
どう生き方を変えればいいのか
という視点で見直す必要があるようです
からだやこころは誰より自分自身のことを
思ってくれています
ただその思ってくれていることが
自分でも気づいていない部分であることが多く
それに従って生き方を変えなくてはいけないのは
ときに厳しく辛い場合があります
ですが長期的に見れば
自分がとても楽になることなのです
不調や症状が出てきたら少し立ち止まって
静かに耳を傾けてみませんか
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