身体はいつでも自分の味方

身体の調子が悪かったり
何か不調があったりすると
どういうことなんだろう?
これはこういうことかな?と
知っている情報をもとにあれこれ考えたり
あらたに調べたりします

そうして適切な処置をしようとするのは
もちろん大切なことですが
そこに身体が実際どうなっているのか
どんなふうになっているのか
自分で自分の身体を感じるという過程を
すっとばしてしまうのは
少し問題かもしれません

何か不調が出てきているということは
自分の過ごし方や生き方にたいして
何か無理をしているかもしれない
進もうとする方向が違うのかもしれない
あるいは変化している時期かもしれないと
大切なことを身体が知らせてくれている
部分もあるのです

そういったことにあまり耳を傾けることなく
起きた症状にすぐ対処して済ませようとすると
その問題や訴えはフタをされただけで解決されず
沈んだままになってしまうかもしれません

何も不調がないときにも
意識しないと身体になかなか
気持ちを向けられないものですが
普段からも身体の変化や様子に気を配って
身体が何を言っているのかなぁと
すぐにはなかなか分からなくても
ゆったり気持ちを向けているだけでも
ずいぶん違うのです

身体はいつでも味方です
何か無理をしていないか
大切なことを忘れていないか
誰よりも自分のことを思ってくれています

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