ショックを受けたとき

IMG_1962急にびっくりするようなことが起きると
しばらく気持ちが落ち着かずに
ざわざわしていることがあります

暗いところで急に驚かされたときなどは
気持ちもびっくりしますが
しばらく心臓がドキドキしていたり
体にも何かしら反応が出ますよね

急にびっくりしたときというのは
気持ちはもちろんですが
体も同じようにびっくりして
ときに思った以上に
ショックを受けていることがあります

転んでしまったり
ケガをしてしまったときも
「わっ!」とびっくりしますが
そうした場合は
実際にケガした部分ばかりに目がいくので
全体にショックを受けている
ということを忘れがちです

ケガが治ればもう治ったと思いますよね
ですがそれだけではなく
体全体こころ全体にショックが走っているので
そういったことが関係して
思わぬ部分に症状や不調が
現れてくることがあります

ふだんは自分自身がバラバラにならないように
気持ちや体をキュッと引き締めている力が
働いているのですが
びっくりするとその引き締めている力が
一時パッと緩んでしまうのです
そうするとバランスをとっていたものが
一気に崩れてしまうことがあります

もちろんしっかりしていれば
そこから柔軟に元に戻ることができますが
体やこころが弱っていたり
バランスを戻すだけのエネルギーがなかったりすると
なかなかよい状態に戻れず
ショックの影響が後まで残ってしまうことがあります

そうすると何だかよく分からない不調や
思ってもみなかったような症状が現れたり
気持ちも不安定になったり
落ち込んだりすることがあります

過度に心配し過ぎてはいけませんが
ショックを受けたときには
ショックを受けたんだなぁと
自分の体やこころをていねいに労って
普段より無理をしないようにしましょう
生活リズムをととのえながら
いつもよりしっかりと休むことを意識してくださいね

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