相反する気持ちを大切にする

東洋医学でも重要な陰陽の考え方では
陰と陽でものごとや事象をとらえますが
どちらが優れていてどちらが劣っているとは考えません
陰も陽もどちらもなくてはならない大切なものです

自分の心の動きや考え方の中にも
陰の部分や陽の部分があるはずですが
〇〇が好きか嫌いか
〇〇がよいのか悪いのか
〇〇が合っているのか間違っているのかなど
相反する気持ちや迷いがあると
どちらがいいのかどちらかが正解なのか
どうしてもすぐに白黒をつけたり
はっきりさせたくなってしまいます

ですがそのときまったく違うように思える
どちらの気持ちを持っていてもいいのだと
すぐには白黒をつけずに
両方の気持ちを尊重しながら持ち続けていくのも
とても大切なことです

相反する両方の気持ちや考え方を持ち続けるのは
とても力のいることですが
持ち続けながらゆっくり成り行きを見守っていくことで
もっと深い部分から自然にものごとが
展開していくのかもしれません

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