静けさを大切にしています

当鍼灸院は街中にあるため、自然豊かな場所に比べるとやはり街のいろいろな音がします。

そんな中、少しでもリラックスして頂きたいと思い鍼灸院にはたくさんの植物を置いていますが、それとともに音のあるなしではない「静けさ」を感じて頂けるよう心がけています。

音ではない静けさとは何でしょうか。
東洋医学や鍼灸の考え方のおおもとには、紀元前の中国の哲学者である老子の思想があります。
老子は「無為自然」や「道(タオ)」の考えを説いた人物として有名ですが、静けさの重要性についても記しています。

私たちの頭の中や心は、いつも何かしら考えたり思ったりと騒がしく、静まることがありません。
そんな頭や心を静かにする、自分の内を静かにする、こういったことが非常に力を持つのだ、個々人の心が静かになっていくことには、世の中さえも変える力があるのだ。
このようなことを老子は言っています。

当鍼灸院の施術は、東洋医学の理論や考えをもとに行っていきますが、施術者の心の在り方も大きく影響を与えるものとして考えています。

老子のいう静けさを持つ心で施術をすることが、何より大切だと感じているのです。

静けさを心に持つということは、なかなか一朝一夕にはできない大変なことではありますが、施術をする者として、少しでも心の静けさを培っていけるよう日々努力を続けていきたいと思っています。