疲れがとれない…
「最近疲れがとれない」「だるくてやる気が起きない」「寝ても回復しない」など、病院に行くほどでもないけれども毎日何だか辛いなぁと思っている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
仕事や家事、育児、介護などキャパシティオーバーでも頑張っている場合は、まず仕事量を減らしたり周囲に協力してもらったりして休むことが必要ですが、休んでも疲れがとれない、今までできていたことでも疲れるようになってきたという場合があります。
最近ではコロナウイルスに感染し、治った後も倦怠感が残って困っているという方もいらっしゃいます。
原因と改善
一口に疲労や倦怠感といっても、原因となるものはさまざまです。
過度な身体活動や精神活動、ストレス、運動不足や睡眠不足、食生活の乱れなどによる栄養不足などが主にあげられます。
自分で思い当たるものがあれば、ぜひ改善に向けて取り組んでみましょう。
取り組んでもなかなかよくならない、何が原因なのかよく分からない、取り組む意欲もない、早く改善したい…という場合には、鍼灸の施術を受けられることをおすすめします。
鍼灸は病院では異常がないと言われるもの、病院に行くほどではないもの、そういったものにも対応するのが得意です。
疲れや倦怠感に鍼灸
鍼灸では、まず詳しくお話を伺ったりお体を見させて頂くことで、今の体がどのような状態になっているのか、何が原因になっているのかを判断していきます。
東洋医学的な原因と現代医学的な原因を考え、生活の中で改善して頂きたいものがあればお伝えすることもあります。
体質によっても疲れの原因や症状が異なってきますので、そういったことを踏まえながら全身に鍼とお灸の施術を行っていきます。
鍼とお灸で働きかけることで体が楽になっていくのはもちろんですが、施術自体の深いリラックスによっても体や心の疲れがスーッと抜けていきます。
思い込みの疲れに注意
疲れがとれなくて困っていらっしゃる方に多いのが、「最近体を動かしていないから疲れるんだ」「体がなまっているから疲れるんだ」と思ってジョギングなどを始めようとされる方です。
確かに体を動かした方がよい場合もありますが、エネルギー切れで休息が必要なときに無理に運動するとかえって疲労感や倦怠感が強くなります。
また睡眠不足に慣れてしまい、毎日短い睡眠時間で活動していることが原因になっている方も多いです。
「年のせいだから」「体質だから」と思われている方もいらっしゃいますが、そうでない場合の方が多く元気になれる余地は大いにありますので、あきらめないでほしいと思います。
一緒に疲れのない体を目指しましょう
疲労困憊すぎると何をしたらいいのかも分からなくなかったり、自分で取り組むのも大変ですから、まず鍼灸で少し元気を回復してからゆっくりと生活習慣などを変えていきましょう。
コロナウイルスなどの感染症後の倦怠感については、早めに鍼灸の施術を受けて頂いた方がよいので、我慢せずにぜひご相談ください。
疲れや倦怠感を放っておかずに早めに対処することで、体が楽になるだけではなく、将来大きな病気になることを防ぐこともできます。
一緒に疲れのない軽やかな体を目指していきましょう。