原因を考えすぎない

何か辛いできごとや問題が起きたとき、何が原因だったのかなぁと考えること多いと思います。
あれが原因かこれが原因か…すぐに分かって解決できるものもあれば、うんうん考えてもなかなか分からない場合もありますよね。

仕事で起きた問題など原因の究明が必要な場合ももちろんありますが、それ以外ではときに原因を突き詰めて考えない方がいいこともあるようです。

原因が分かるとスッキリします。
ですからどうしてもはっきりさせてしまいたい気持ちが働きます。
でもできごとというのは非常に複雑な要因が絡まっていて、これが原因だあれが原因だとは言い切れないものもとても多いのです。

それにもしかして人智を超えたところに答えがあるのかもしれません。
そうした誰にも分からないかもしれないものを、心を揺らしながら考え続けるのも辛いですよね。

大切なのは今の現状がどうなっているのかということかもしれません。
そうしてこれからどうしたらいいのか、どうしていきたいのかを考えていくことではないでしょうか。
過去に向いていた目をぐぐっと今現在に戻すのですね。

一旦原因探しのループから距離や時間を置いて離れてみると、見えてくるものが必ずあります。
そうしたなかで自然と解決していったり、解決の必要がなくなってしまうこともきっとありますよ。