“癒し”というと「癒された〜」と少し気持ちが明るくなるような軽い癒しから、長い間くすぶっていたものが解放されるような深い癒しまでいろいろなものがあると思います。
鍼灸はそのどちらの癒しも提供できる可能性を持っているのではないかと思っています。
そのときの状況や心身の状態などによっても変わりますが、身体や心の浅い部分も深い部分も癒されていくようなそんな施術を…といつも考えています。
ですが癒しを提供するといっても鍼灸は外からのきっかけに過ぎません。
癒しを起こすのは受ける方ご自身で、鍼灸はあくまでそのお手伝いになるのですね。
癒しを起こす力は自分の内側に眠っているのです。
その力はいろいろなきっかけを元に発動します。
あるときは鍼灸だったり、あるときは自然の中に身を置くことだったり、またはよい音楽に触れることだったりするかもしれません。
自分の内側にある癒しの力を発揮するための方法を、ぜひ見つけてみましょう。