色ツヤで身体の状態を知る

「今日は色ツヤがいいね」なんていうときがありますよね。
では実際どんな風に色やツヤで身体の状態をうかがい知ることができるのでしょう。

まず顔や身体の色がどんな色であってもツヤがあれば、病気であっても回復する力があるとみます。
古い古い中国の書物には「縞(白い絹)でつつんだような色だとよいよ」と書いてあります。
どんな色でも絹のような光沢のある色だとよいのですね。

次に色ですが、青、赤、黄、白、黒に分けて身体の状態をみます。
詳しい方はこの5つが五行の色だと気づかれるかもしれません。
この5つの色から身体の熱や冷えの様子を知ることができます。

まず赤ですが、熱があるときには赤くなることがありますよね。
そうです、赤は熱があるときの色です。
ただ体温の高い低いに限らず、東洋医学的に診た熱がある状態のときに赤くなります。

そしてその熱のある状態が長く続くと今度は黒くなってきます。
古い熱の色が黒です。

そして熱がある状態に水が加わると…今度は黄色になります。
熱があって余分な水が身体にたまっているようなときに黄色くなるのですね。

冷えると手足が白くなったりしますが、白は冷えの色です。
そしてなお冷えが進むと青くなります。

この5つの色もはじめにお話したように、ツヤのあるなしで回復力の度合いを知ることができます。