健康でどこも痛いところがない、辛いところがないというのはとても幸せなことですよね。
ですが、不調を感じられるような身体を持っていることも幸せなことかもしれません。
どこも辛いところがないから健康だと思っていても、実はそうでない場合があります。
身体の感覚が鈍くなっているために、不調を感じることができない身体になってしまっているのですね。
本当は身体は辛いというサインを送っているにも関わらず、それをキャッチすることができなくなってしまっているのです。
いろいろなことに強い刺激を求める方にその傾向が強いような気がしています。
刺激の強いものを好んでいるとささいな変化を受け取ることができにくくなってしまいます。
そういった場合は、積もった不調が突然強い痛みとしてやってきたり、大きな病として出てきたりする場合があるので要注意です。
ですから小さなことでも不調を感じられるというのはとても大切なことなのですね。
不調を感じても健康でないから辛いと思わずに、身体が送ってくれているサインだと思うと、それにともなって生活習慣を改めたり自分に負担のないよう環境を整えたりしていくことができます。
そう思うと不調もちょっとありがたく思えてきます。
健康だから大丈夫と思っている方も、ときどき自分の身体にゆっくり気持ちを向けて、身体のサインを見落としていないかな?とチェックしてみてくださいね。
そうすることで健康な身体を長く維持することができますよ。
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