身体から感情をととのえる

体調を崩したとき「原因はストレスかなぁ?」と思ったりするように、感情や精神の動揺は身体に影響を及ぼします。

東洋医学では、そのストレスになる感情を怒・喜・思・憂・悲・恐・驚の7種類に分けています。
なぜ分けるのかというと、その感情の種類によって身体の反応が違いバランスの崩し方も異なってくるからです。

たとえば悲しみで胸がいっぱいと言うように、悲しみは胸にある肺と深く関係がありますし、驚いて腰が抜けるという言葉のように驚きは下半身と関係が深いです。
それぞれの感情によって身体の反応も違ってくるのですね。

このように感情の動揺は身体に影響を及ぼしますが、逆もしかりです。
肺が弱っていると悲しい気持ちになりやすくちょっとしたことでクヨクヨしますし、下半身が弱っていると驚きやすくなります。
つまり身体のどこかが弱っていると、それに対応する特定の感情が動きやすくなってくるのですね。

ということは悲しみが強いときやビクビク驚きやすいとき、身体をととのえることでそれが和らいできます。
これは強い怒りや恐怖感など、7種類のどの感情にもいえます。

身体のバランスがととのっていると、気持ちがゆったりとし落ち着いていることができます。
感情に振り回されて辛いとき、身体からアプローチするのも一つの方法なのです。

臨時休業のお知らせ

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当治療室は4/29(水)から5/6(水)まで休業とさせて頂くことといたしました。
また5/6(水)以降は、情勢を見ながら再開するかどうかを判断し、こちらにてお知らせさせて頂きます。
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

大変な日々が続きますが、いつでも皆さまの健康を願っております。
どうぞお身体ご自愛くださいますよう。
休業期間中もブログやツイッターの方は更新いたします。
よかったら覗いてみてくださいね。

動きたくなるまで待つ

心身がだいぶ弱っているときには、とにかく休息が必要です。

元気なときに何気なくやっていることも、弱っていると簡単なことですら負担になってしまうことがあります。
無理に何かしようと思わないことです。
あれをしたらよくなる、これをしたらよくなる、そんなことも思わないことです。
何かしてよくなるという考えは少しわきに置いておきましょう。
とにかく何もしないことがよくなる近道なんですね。

あれもしないこれもしない、どこまで何もしないでいられるか試すぐらいの気持ちでいきましょう。
質のよい睡眠をたっぷりとって何もしないでいると、そのうち自然とむずむず何かしたくなってきます。
そうしたら慌てず騒がずゆっくりゆっくりと動き始めます。

本当に休息がしっかり取れれば、必ず回復して動きたくなってきます。
それまでは自分を責めることなくゆっくり休んでくださいね。

助ける関係・制する関係

東洋医学では陰陽論に加えて五行説も、なくてはならない重要な考え方です。

五行説とはこの宇宙すべてのものや現象は5つのもの(木・火・土・金・水)に分類できるという考え方です。
たとえば季節を五行で分類してみると、春(木)、夏(火)、土用(土)、秋(金)、冬(水)となります。
他にも食べ物や色や感情、もちろん人の臓器や器官に至るまであらゆるものが5つに分けられているのです。

この五行はただ分類されるだけではなく、それぞれが関係を持って存在しています。
一つは母が子を助けるような関係。
火は木によって燃えることを助けられています。
このような関係を相生関係といいます。

そしてもう一つは相手がいい気にならないように制する関係。
水は火が燃えすぎないように抑えることができます。
こちらは相剋関係といいます。

一見すると助ける関係の方が良い関係に思えますが、いえいえ制する関係もとても重要なのです。
どちらもなくてはならない大切なもので、この二つの関係があることでバランスが保たれているのですね。

自分の身の周りの人間関係を考えてみてもいいかもしれません。
助けてくれる人というのはいつでも本当にありがたいものですね。
ですがもし制してくれる人がいなかったらどうでしょう。
自制がきけばよいのですが、そうでない場合どんどんと調子に乗って膨らんで、ときには自滅してしまうこともあるかもしれません。
そう考えると制してくれる人というのは助けてくれる人と同じように大切な人なのですね。

これは相生関係かな?相剋関係かな?と分析してみると、意外な人の新たな面が見えてくるかもしれませんよ。

緊急事態宣言後の対応について

全国に緊急事態宣言、愛知県からは施設に対して休業要請が出ました。
鍼灸院は休業要請の対象外となっており、当治療室は衛生管理を徹底の上、通常通り診療を続けてまいります。
ただしこれからの情勢によっては休業する場合もございます。
その際はまたお知らせさせていただきます。

発熱、せき、息苦しさなどある方は、来院される前に必ず医療機関にご相談頂き、指示を受けてくださるようお願い申し上げます。