肩こりや腰の張りをほぐすには
一気にほぐすのは危険
一気にほぐすと体を傷める
1日、2日でできたような浅いコリを一気にほぐすのは問題ないのですが、慢性的になっているものは、コリや張りも根深いため、ゆっくり時間をかけてほぐす必要があります。
ストレッチと同じように考えて頂くといいかもしれません。
やわらかくなりたいと思って、力任せに一気に体を伸ばすと必ず筋肉など体を傷めてしまいますよね。
かえって筋肉が硬くなる
それと同じで、長い間固まっているコリなどを一気にほぐそうとすると、筋肉に炎症が起きたりだるさが出たりします。
それに強い刺激によって筋肉が防御反応を起こし、かえって硬くなってしまうこともあります。
また首肩まわりなどは自律神経とも関係が深いため、過度な刺激は自律神経も刺激し、眠れなくなったり動悸がしたりと自律神経失調症のような症状が出てしまう場合があります。
刺激量とは?
ドーゼオーバーに注意
鍼灸では、筋肉などのコリに限らず、施術の刺激量にはとても気を使っています。
一気に緩ませよう、一気に治そうと強すぎる刺激を加えたり、刺激の時間が長かったりすると「ドーゼオーバー(強すぎる刺激)」といって、かえって具合を悪くしてしまいます。
適切な刺激量が大切
どのぐらいの刺激が適切かどうかは、体質やそのときの体の状態によっても変わってくるため、体が変化するけれどもドーゼオーバーにならない刺激量の見極めが大切になってきます。
時間をかけてゆっくりほぐす
ゆっくりペースが一番確実
すぐ楽になりたくても、長い時間をかけて蓄積されたコリや張りは、ある程度時間をかけてゆっくりほぐしていくのが、一番確実で近道な方法です。
少しずつの刺激だと、体もそれに合わせてゆっくり変化させていくことができるため、不調も出にくく体を傷めることなく楽になっていきます。
セルフケアでも少しずつ
慢性的な症状の場合、少し継続して鍼灸院に通わなくてはいけないのは、このような理由もあるのですね。
セルフケアでコリや張りを緩めようとする場合も、一気にではなく毎日少しずつほぐしていくことを心がけてみてくださいね。

