弱い部分が魅力をつくる

東洋医学では体質を重視しています。
誰でも生まれつきちょっと弱いところを持っていて、その弱さが体質をつくっていると考えています。

胃が弱い体質だったり冷えやすい体質だったりと、誰でも必ずウィークポイントを持って生まれてきているのですね。

弱さというのは、嫌なものかもしれません。
ですが、その弱さこそ人の魅力をつくっているのではないかと思うのです。

皆が皆同じ体質を持っていたら、機械のようであまり個性が感じられず、平坦な世界になってしまうかもしれません。

その弱さとどうつき合っていくのか、また弱い部分があるということは強い部分もあるということですから、そこをどう生かしていくのか。
そういったところから豊かな個性が生まれてくるのだと思います。