落ち込んだときは自分にそっと寄り添う

落ち込んだときは、早く元気になりたい何とかこの落ち込みから抜け出したいと思うものです。

ですが元気になりたいけれどなかなかなれないそのもがきが、返って自分の心を辛くしている場合もあるようです。

そのようなときは苦しい苦しいと出ようとしている水の中から出るのを一旦あきらめて、その辛さに身を任せてぷかーと浮いてみると少し楽になれます。
もがいていたときよりも身体の力が抜けて、息がしやすくなるのですね。

また落ち込んでいる自分を小さな子どものように思って、そっと寄り添ってあげるのもいいかもしれません。

落ち込んだときは元気になれよ!と励ましてもらうより、そっと優しく傍にいてくれる人がいるだけで少しずつ少しずつ回復してくるものです。

辛いときは自分の傍に自分でそっと寄り添ってみてください。
きっと心が楽になってきます。

深くゆるむと美しい表情になる

鍼灸は身体や心を深くゆるませます。
施術中うとうと寝ているように思っても、ただ寝ているのとは少し違うのです。
ぎゅっと入っていた力がほどけるようにとけ、ゆるみながら心身が深く休んでいるのですね。

ゆるんでみて初めて施術前の自分が疲れていたことや、心がざわざわしていたことに気づきます。
力が入ってるときやざわざわしている渦中では、なかなかそのことに気づくのは難しかったりするのですね。

深くゆるむと表情も大きく変わります。
普段は力が入っている顔も、心身の力が抜けることで緊張がゆるみます。
するとその人本来の美しい表情が現れてきます。

人は無駄な緊張が真から抜けると、微笑んだ顔になるといわれています。
アルカイックスマイルのような穏やかな微笑みではないかと思っています。

笑顔を無理につくるよりも、力を抜いて自然に美しい笑顔になる。
そんなお手伝いができたらと思っています。

note始めました

こちらのブログの他にnoteを始めました。
治療室にまつわるあれこれを綴っています。
興味のある方、よかったらご覧くださいね。
コチラ

鍼灸治療を続けていくと

鍼灸治療はシンプルにいうと、身体のバランスを整えていくことといえると思います。

鍼灸院に足を運ぶはじめのきっかけは、何か辛い症状があってという方が多いと思います。
たとえば腰痛があって鍼灸院に行ったとします。
それで治療を続けていくと腰痛がよくなっていくと同時に、他の不調もよくなっていったり身体が軽くなったりと身体全体の調子が上がってきます。

どうしてこのようなことが起こるのかというと、身体のバランスを整えているからなのです。
東洋医学では腰が痛くても腰が悪いとは考えず、身体全体のバランスが崩れているために腰痛が出ていると考えます。

ですから身体のバランスを整えることで、腰の痛みが自然と和らいでいくのです。
他の不調もバランスが崩れて出ているわけですから、身体が整うことでこちらもいつの間にかよくなっていくということが多いのです。

不調がある方はもちろんですが、今不調がない方も鍼灸治療を続けていくと身体のバランスが整い病にかかりにくくなります。
また身体と同時に心も軽く爽やかになっていきますよ。

感情は体内の天気模様

曇りや雨の寒い日には身体が冷えて風邪をひいてしまったり、とても暑い日には身体に熱がこもって熱中症になってしまったりします。
気候や天気というのは身体に影響を与え、ときにはバランスを崩すきっかけとなり病気を発症させてしまうことがあります。

これは外の環境に原因があるということで、東洋医学では「外因」といったりします。
それでは内が原因の「内因」はあるのでしょうか?
もちろんあります。
東洋医学では外因、内因、不内外因といった3種類に原因を分けて考えています。

身体の内側にある原因になるもの。
それは感情になります。
感情が原因となって、身体のバランスを崩すことがあるのです。

感情は豊かな心を育み、自分を表現したり人と交流したりする上でもなくてはならない大切なものです。
ですがそれが過度になってしまうと身体に影響を与え、天気が身体を害するのと同じように病のきっかけとなってしまうことがあるのです。

考えてみると感情も天気のようなものかもしれません。
嬉しいことがあってごきげんの日は気持ちのよい快晴のようだし、悲しいときはしとしと雨の日ようにも感じる人もいます。
怒りでゴウゴウと台風が起きているような人もいるかもしれません。

過度に感情がアップダウンしないように穏やかな天気のような心を保つのも、健やかな身体のために大切なことなのですね。