落ち込んだときは自分にそっと寄り添う

落ち込んだときは、早く元気になりたい何とかこの落ち込みから抜け出したいと思うものです。

ですが元気になりたいけれどなかなかなれないそのもがきが、返って自分の心を辛くしている場合もあるようです。

そのようなときは苦しい苦しいと出ようとしている水の中から出るのを一旦あきらめて、その辛さに身を任せてぷかーと浮いてみると少し楽になれます。
もがいていたときよりも身体の力が抜けて、息がしやすくなるのですね。

また落ち込んでいる自分を小さな子どものように思って、そっと寄り添ってあげるのもいいかもしれません。

落ち込んだときは元気になれよ!と励ましてもらうより、そっと優しく傍にいてくれる人がいるだけで少しずつ少しずつ回復してくるものです。

辛いときは自分の傍に自分でそっと寄り添ってみてください。
きっと心が楽になってきます。

深くゆるむと美しい表情になる

鍼灸は身体や心を深くゆるませます。
施術中うとうと寝ているように思っても、ただ寝ているのとは少し違うのです。
ぎゅっと入っていた力がほどけるようにとけ、ゆるみながら心身が深く休んでいるのですね。

ゆるんでみて初めて施術前の自分が疲れていたことや、心がざわざわしていたことに気づきます。
力が入ってるときやざわざわしている渦中では、なかなかそのことに気づくのは難しかったりするのですね。

深くゆるむと表情も大きく変わります。
普段は力が入っている顔も、心身の力が抜けることで緊張がゆるみます。
するとその人本来の美しい表情が現れてきます。

人は無駄な緊張が真から抜けると、微笑んだ顔になるといわれています。
アルカイックスマイルのような穏やかな微笑みではないかと思っています。

笑顔を無理につくるよりも、力を抜いて自然に美しい笑顔になる。
そんなお手伝いができたらと思っています。

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