流れを意識する

体調に変化を感じないときでも、実は身体は毎日ダイナミックに動いています。

東洋医学では気や血といったものが、それぞれ川のように流れながら身体のバランスをとっていると考えます。
毎日変わっていないように見えても、実は大きく変化しながら一定の均衡を保っているのですね。

ですが何か身体に負荷がかかると、川の水が少なくなったり澱んだりと変化が起きてそのバランスが崩れてしまいます。
崩れながらも必死に何とかしよう頑張っている状態が、病や不調といえるかもしれません。
川の流量がたっぷりあって滞らず流れていること、そんな状態が健康なのですね。

これは身体だけでなく心についてもいえそうです。
頑なな状態になって心の流れをせき止めていませんか。
心のエネルギーはたっぷりあるでしょうか。

心も身体も流れを意識してみると、また違ったものが見えてくるかもしれませんね。