東洋医学では体と心を分けて考えません
体と心はつながっているというよりも
人間そのものを体といった側面と心といった側面の
両方から見ているという感じでしょうか

ストレスがあると不眠になったり生理不順になったり
体にいろいろな不調が出ることを
実感されている方も多いと思います
そういったときには心を休めたり
楽しいことをしてストレス発散したりして
体の調子を取り戻そうとしますよね

それと逆の考えになりますが
心の調子が悪いときに
体の方からアプローチすることで
心の状態を整えることができます

運動してみたら気持ちがリフレッシュされたり
よく寝たら気力が充実して
やる気が出てきたといったこともそうですね
鍼灸の場合は体に働きかけているように見えますが
同時に心にも働きかけていることになります

悩みを抱えていたり心が辛い状態にあるときは
悩みを少し脇に置いておいて
しっかり寝たり休養をとって体を休めたり
運動をしたりして体を整えることに専念してみましょう

体を整えることで心も整ってくることを
きっと実感できると思いますよ

心が元気になってきたら悩みが悩みでなくなったり
乗り越える力が湧いてきたりします
辛い時こそ体の方に気持ちを向けてみてくださいね

関連記事
・小さな疲れや不調を大切に
・大切な時間
・ほんとうの休みどき
・体を使った喜び
・身体が変わると周りも変わる