眠れないときは身体に意識を

眠れないときとても辛いものです

眠れないこと自体より
眠れないことでついいろいろ考えて
不安になったり怖くなってしまうので
夜が辛いという方が多いようです

多少寝なくても大丈夫とか
考えないようにしようと分かってはいても
なかなかできず苦しいものですよね

眠れない原因はさまざまで
一概には言えませんが
日中たくさん活動しているし
疲れているはずなのに眠れないという方は
頭のスイッチをOFFにすることが
できなくなっているかもしれません

頭のスイッチがずっとONになっているので
横になってもそのまま頭の中で
いろいろ考えごとをしてしまうのですね

そのようなときは
身体に意識を向けるようにします
たとえばおへその下あたりに手を置いて
手の温かさはどんな感じかなぁと
お腹に気持ちを向けてみてください

しばらくするとポカポカしてきたり
あるいはなかなか温かくならないとか
いろいろな感じがすると思います

一生懸命お腹を感じようとしている間は
頭の中の考えごとが止んでいます

気を抜くとまた考えごとが
始まってしまうかもしれませんが
そうやって気づいたら
再びお腹に気持ちを集中します

そのようにして
身体の感覚に意識を向けていくことで
頭のスイッチを切ることが
だんだんできるようになってきます

スイッチを上手に
ON/OFFできるようになると
眠りに入るのも早くなり
質のよい睡眠をとれるようになってきます

簡単なように思えますが
身体に意識を向け続けるというのは
意外と難しいものです

眠れず辛い思いをしている方や
よい睡眠がとりたいという方
練習すれば上手になってきます
ぜひ続けてみてくださいね

関連記事
お灸で感じる力を磨く
頭の使いすぎは身体のバランスを崩す
疲れたときは早く寝る
しっかり休むには
鍼灸で頭モードをOFFに