原因を考えすぎない

何か辛いできごとや問題が起きたとき、何が原因だったのかなぁと考えること多いと思います。
あれが原因かこれが原因か…すぐに分かって解決できるものもあれば、うんうん考えてもなかなか分からない場合もありますよね。

仕事で起きた問題など原因の究明が必要な場合ももちろんありますが、それ以外ではときに原因を突き詰めて考えない方がいいこともあるようです。

原因が分かるとスッキリします。
ですからどうしてもはっきりさせてしまいたい気持ちが働きます。
でもできごとというのは非常に複雑な要因が絡まっていて、これが原因だあれが原因だとは言い切れないものもとても多いのです。

それにもしかして人智を超えたところに答えがあるのかもしれません。
そうした誰にも分からないかもしれないものを、心を揺らしながら考え続けるのも辛いですよね。

大切なのは今の現状がどうなっているのかということかもしれません。
そうしてこれからどうしたらいいのか、どうしていきたいのかを考えていくことではないでしょうか。
過去に向いていた目をぐぐっと今現在に戻すのですね。

一旦原因探しのループから距離や時間を置いて離れてみると、見えてくるものが必ずあります。
そうしたなかで自然と解決していったり、解決の必要がなくなってしまうこともきっとありますよ。

自分の内に眠る種

自分の内には自分でも気づかないような素敵な種が眠っています。
この種はうまく育てることができると、芽が出てぐんぐん成長し青々とした葉を繁らせます。
そして美しい花を咲かせ、その後には立派な実がなることもあります。

そんな種だったらさっそく育ててみたいものですが、困ったことにこの種、育てるのがなかなか難しいのです。

植物はいろいろな種類がありますから、その植物に合った育て方をしなくてはなりません。
どんな気候が適しているのか、水やりはどのぐらいの頻度ですればいいのか…等々、その植物の特性をよく知らなくてはいけません。

自分の内に眠るこの種は、取扱説明書があるわけではないので育てるのが大変です。
気をつけて自分でよくよく性質を見極めなくてはなりません。

どんな環境が適しているのか、どんなものが好きなのか、どんなことに喜びを感じるのか…。
まわりの人たちとは育て方とは違うので、自分で自分をよく知る必要があります。
うっかり他人と同じように育ててしまうとうまく成長せず、しおれたり病気になったりしてしまうこともあります。
ときに他人の助言が参考になるときもありますが、頼りになるのは自分の観察力なのですね。

適した育て方を見つけるまでは大変ですが、ていねいに観察しながら試行錯誤を続けていきましょう。
育て方が分かってくると、あるときスイッチが入ったかのようにぐんぐんと成長し始めます。
そして思ってもみなかった花を咲かせたり実をつけたりするのです。

どんな花が咲くのかどんな実がなるのか楽しみですよね。
誰でも必ず内なる種を持っています。
自分の性質やリズムを大切にしながら、慌てずにゆっくりと育てていってくださいね。

根っこが大切

腰が痛いとき普通は腰が悪いと思いますよね。
しかし、東洋医学ではあまりそういう見方をしません。
腰が痛いという症状が出ている今の身体は全体的にどういう状態なのだろう?というように見ていきます。

また腰痛の他にたとえば頭痛という症状が出ていたとしたら、その二つは大きく関係しています。
そうして腰と頭に痛みが出ている今の身体は全体的にどうなっていて、その根本はどこにあるのかという風に考えていきます。

症状は木でいえば枝葉のようなものです。
枝葉に症状が出ていても大切なのは根っこです

木全体がどうなっているのかを把握をしたら、今度はその根っこに目を向けていきます。
そうして根っこがどういう状態かが分かってきたら、治療を施していくのですね。
枝葉に手を加えることもありますが、メインは根っこの治療です。
根っこが元気になれば枝葉は自然といきいき回復してくるのです。

これでいい

自分に対して起きてきたいろいろなできごと、それに対して一生懸命に対処してきた自分、そして今の自分の状況に「これでいい」と、ときには力強く声をかけてあげてくださいね。

休息下手になってしまったら

休息が足りていない方が多いように感じています。
毎日心や身体を忙しくしていると、どうやら休息下手になってきてしまい、いざ休もうと思っても上手く心身がリラックスできなくなってしまうようです。

そうなると休息モードに入るのに時間がかかるため、休むのに必要な時間が今までより多く必要になってきます。
休んでも疲れが取れない方、多いのではないでしょうか?
それでもそれが普通だとか年のせいだとか思って、そのまま忙しい日常に戻っていらっしゃるかもしれませんね。

そういう場合は一度思いきって、うんと長く休みをとってみませんか。
そんなに長くとれないよーなどと思わずに、ちょっと頑張って時間を捻出してみてください。

疲れをどんどんためてしまうと、そのうち体調を崩してしまいかねません。
そうなると病院へ通うことになったりして、かえってお金や時間がかかってしまいます。
まだ「疲れがとれないな」ぐらいの、病になる前にしっかり休みをとりましょう。

休息下手になってしまっていると、はじめは心身がゆるんでリラックスするのに時間がかかると思います。
何もしないで休んでいるときに、そわそわして何かしたくなったり頭であれこれ考えてしまったりしているうちはまだしっかり休めていません。
退屈だなぁと思う時間が心地よい時間に変わるまで、しっかり休む必要があります。

心身がゆるんで深く休むことができると、エネルギーが底から湧いてきて心や身体に活力が戻ってきますよ。
自分の身体や心の声に耳を澄ませ、疲れる前に休むことができるようになると、過度に長い休息時間をとる必要もなくなってきます。