何もしないことをする

もうすぐゴールデンウィークですね。
通常通りお仕事の方もいらっしゃると思いますが、いつもよりお休みを取られるという方も多いと思います。
お休みはどのようにお過ごしになりますか?
どこか出かけよう、普段できないことをしようなどいろいろ考えていらっしゃるかもしれませんね。
そんな中で「何もしないことをする」というのはいかがでしょうか?

のんびりする、好きなことをするというのとも違って文字通り本当に何もしないのです。
今はあれをした方がいい、これをした方がいいという情報がたくさんあふれています。
そんな情報に触れていると何もしない時間がもったいなく思えたり、怠けているような気がして焦ってしまうことはないでしょうか。

ですが何もしないことというのは実はすごい力を持っているのです。
テレビも見ない、スマートフォンも見ない、本も読まないでただただぼんやりしていると、ふだんあれこれしているときにはなかなか働くことのない自分の内にあるものが動き始めます。
自分にとって必要なものは外にあるのではないかとつい考えがちですが、自分の内には非常に豊かなものが詰まっています。
その豊かなものを展開するためには何もしないという時間がとても大切になってくるのです。
花開くような変化を促すためにはその花が開くための静かでゆっくりした時間が必要なのです。

何もしない時間を長く過ごした後には、ふと何かしてみようという気になったり、いつもと違った考えが浮かんできたり、何か思いもかけないことが起きたりするかもしれません。
また何もしない時間というのは心身の内側を活性化し治癒力を高めることにもなります。

何かすることももちろん大切ですが、ときには何もしないという時間をとってみてはいかがでしょうか。
いざやってみると時間を持て余したりして意外と難しいことに気づかれるかもしれません。
ですが慣れてくるうちにいつもとは違うゆったりとした自分に触れることができますよ。

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ゆるむことで自然に動く

不調というのは、身体がアンバランスのまま固まってしまった状態といえます。
できればそんな風に固まることなくやわらかい身体を目指したいものですね。

やわらかい身体というのは前屈ができるとかそういうことではなく、身体の内側のバランスが少し崩れてもすぐにもとの状態へと戻ることのできる身体です。
それは心にも同じことがいえるかもしれませんね。
そのような心や身体は少し「?」という状態になったとしても、すぐにもとのよい状態へと戻ることができます。

健康というのはバランスのとれた状態のことですが、もともとバランスのとれた状態というのも固まった形でバランスがとれているわけではなく、外からの刺激や内からの刺激にゆらゆらと揺れながらもバランスを保てる状態をいったものなのですね。

不調というのはアンバランスに固まった状態ですから、まずその固まった心身をゆるめなくてはいけません。
ただ無理にバランスのとれた状態に戻そうとするのは、ボキッと硬い枝を折るようなもので、かえって他の部分を痛めてしまうことになりかねません。
まずゆるめることが何より大切なのですね。

固まった心や身体をゆるめることができると、本当によくできたもので自然とバランスに向かって心身は動き始めます。
どういう状態がバランスのとれた状態なのかは心や身体自身がよく分かっているのです。

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自分の内の静けさ

心身の回復力を高めるためには、静けさの中に身を置くのも大切なことではないかと考えています。
そうなると静かなところに行けばいいのかな?静かにしていればいいのかな?と思いますが、そうでもあるしそうでもないといえます。
なぜなら静けさは外ではなく自分の内にあるからです。

どんな人にも必ず自分の内側には、しんと静かで波のない湖のような部分があります。
その部分が治癒力とも深く関わっていて、その静かな湖に触れたとき、心身のバランスが整う方向へと動きだすように感じています。

その部分に触れるためには、静かな場所に身を置くことも一つかもしれませんし、運動をすることかもしれません。
ただ深い深い静けさに触れるのはなかなか難しいことです。
自分はどうしたらその静けさに触れることができるのか試行錯誤も必要かもしれません。

GreenRemedyでは治療を受けて頂いた方が、そんな自分の内の静けさとつながることのできる鍼灸治療をご提供できたらと思っています。

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不調が固まる前に

そんなに辛いというほどでもないんですけど…と治療室にお越しになる方がいらっしゃいます。
そういう方もちろん大歓迎です。

病院の検査では何ともない、でも何となく調子が悪い、疲れているといった段階で手を打つことはとても大事です。
東洋医学では病と健康をはっきりと分けて考えません。
ここまでが健康でここからが病気だという風には考えないのですね。
グレースケールのように白から黒に向かってなだらかに濃淡が変化しているグレーの色が続いているように身体を診ています。
そしてどの色の段階でもそれぞれの状態にあった治療を行うことができます。
健康と病気を分けて考えないため、白でも黒でもグレーでも治療を行うことができるのですね。

何となく現れた不調の段階、病気と名前のつく前の段階では、身体はまだすぐに治りやすい状態です。
ですが不調が固まっていくにつれてグレーの色が濃くなり、いざ鍼灸や漢方など東洋医学の治療を受けても、治りにくくよくなるまでに日数がかかるようになってしまいます。

ですからちょっとした不調でも特に病気がない段階でも、遠慮することなく鍼灸治療を受けにお越し頂けたらと思います。

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頭の納得と心の納得

頭で分かってはいるのだけれど、何だか納得できない。
そのようなことはありませんか。
どうも頭の納得と心の納得は違うようです。

心が納得できていないことを自分で分かっている場合はまだいいのですが、納得しているつもりでいるのに心の奥底では納得できていないとき、自分で気づいていないとき、そういったギャップが身体に大きく影響を及ぼすように感じています。
納得しているつもりの自分に対して「納得できてないんだけど!」と身体が不調を声にして訴えているような感じでしょうか。

今起きている状況のよい面に目を向けて心を納得させようとするのも一つの方法ですが、その前に自分は本当はどう感じているのだろうか?ということをしっかり感じとることも必要なようです。
今の自分の本当の気持ちを知ることができると、不思議なことに気持ちが次の段階へと変化していきます。
そうすると無理によい面に目を向けようとしなくても、自然とよい方向へ気持ちが向くようになるのです。

心を納得させるには今の自分の本当の気持ちをていねいに感じとることです。
なかなか難しいことではありますが、身体の声を聴くというのはこういうことでもあるのかもしれないですね。

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