冷えがあれば熱もある

冷え性というと身体全体が冷えているような印象がありますが、実際全身が冷えきっているような場合は少ないです。

身体はたとえていうとお風呂のお湯のようなものです。
健康なときは全身がちょうどいい湯加減になっています。
ですがお風呂のお湯を放っておくと上が熱く下が冷たくなってしまうように、身体のバランスが崩れてくると身体も上が熱く下が冷えてしまいます。
そうすると足は冷えていながら、上はのぼせたり肩こり頭痛などの症状が出てきます。

ただ身体はお風呂よりちょっと複雑で、バランスの崩れ方によっては、内側が冷えて外側全体に熱があったり、外側が冷えて内側に熱があったりといった状態になることもあります。

このように基本的には、冷えを感じたらセットでどこかに熱くなっているお湯があるのですね。
ですから健康のためにはこの熱いお湯と冷たい水をかき混ぜて、ちょうどいい温度にすることが大切なのです。