病が癒えるときというのは
外からの働きかけで身体が
よくなったような気がします
たとえば風邪をひいたときに薬を飲んで治ったとします
ですが風邪を治したのは薬ではありません
薬が辛い症状をおさえている間に
身体がせっせと風邪を治してくれたのですね
腰が痛いときに湿布を貼って治ったとしても
湿布が腰痛を治したわけではなく
辛い症状を湿布がおさえている間に
身体が腰痛を治したのです
鍼灸はどうかというと
鍼やお灸で症状をおさえるわけではありません
鍼やお灸でその方の治癒力が発揮しやすいように
働きかけているのです
その結果自然に治癒するよりも早く
身体が楽になり癒えていくのですね
薬は基本的に症状をおさえてくれ
鍼灸は治癒力を高めます
ですが病を治すこと自体は
自分の身体の力でなくてはできないのです
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