鍼灸で頭モードをOFFに

鍼灸やマッサージの治療を受けた後に
スッキリした、サッパリしたと
話してくださる方が多いです

淀んでいたものが巡りだしたり
崩れていた身体のバランスが
整ってくるからなのもありますが
普段使いすぎている頭のスイッチが
OFFになるからでもあるのですね

今は心や身体で感じるよりも
頭を使うことの方がとても多くなっています
それが当たり前になると
自分でも頭を使いすぎていることに気づかず
本来なら夜眠ることで
切れるはずの頭のスイッチを
OFFにすることができなくなってしまいます

治療を受けて頂くと
とくに鍼灸が初めての場合は
緊張されていることが多いのですが
だんだんと施術中はうとうとと気持ちよく
寝ているのか起きているのか
分からないような状態になってきます

そういったときは普段使いすぎている頭が
OFFになっている状態です
瞑想などの状態に近いといっていいかもしれません

本来心や身体はとても賢く
頭で考えるだけでは届かない
深い部分にある自分自身とつながっています

ですので普段の頭モードからスイッチを切り換えて
心や身体から深い自分自身とつながることで
余分なものや迷いなどがそぎ落とされ
頭がスッキリしたり気持ちが整理されたりして
心身ともにさっぱりした感じがするのですね

またそのような状態は
眠っていた心や身体が回復に向かう力を
呼び覚ますことにもつながっていきます

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