足りないぐらいでおさめる

身体によいもの美容によいものなど
今はたくさんの情報があります
よいと聞けばいろいろと
やってみたくなりますね

ですがふと気づけば義務のように
たくさんのお手入れをしていたり
たくさんの健康によいことを
したりしていませんか

あれもこれもいいんじゃないかと思って
頑張っているうちに
ついやることが増えていってしまいます
そうなるとお金もかかるし
時間も手間もかかって大変です

大変な思いをして頑張った分だけいいかというと
実はそうでもなくて
身体というのはあまり外から与えすぎると
本来持っている力が働きにくくなって
かえって状態を複雑にしてしまったり
悪くしてしまうこともあります

身体にとって少し足りないかな?
ぐらいでおさめておく方が
身体の治癒力、こころの治癒力は
よく働くものなのですね

だからといって何もしなくていいやとか
放っておけばいいや
というものでもないのが難しいところです

自分の状態がどうなっているのかに
ていねいに気持ちを向けながら
本来持っている力が働きやすいような
シンプルな環境を作ってあげることが大切なのです

身体の力を信頼するというのはなかなか難しくて
それよりあれこれ外から手助けする方が
気持ち的には楽なことが多かったりします
任せて信頼することは
意外とエネルギーのいることなのですね

ちょっとやり過ぎかな?という気がしたら
いろいろやりたい気持ちをぐっとこらえて
少し足りないぐらいでおさめてみてくださいね

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